2023年11月13日の日経平均は17円高、ほぼ横ばいの32599円での引けとなった。
下値目安の通りの終値ではあるが、ここまで弱い動きは想定していなかった、というのが正直なところ。
チャートだけを見るなら、明日もトレンドレンジ上限となる32600円を中心に上下動くようにも思えるのだが、NYや先物次第でスタートがズレるため、ザラ場の動きは正直想定しづらい。
その上でなお考えてみるなら、今日の高値32913円が、高値の目安になるだろう。
これを抜けていければ、33000円まで届くことは叶うと思われる。
下値の不安を感じつつも上昇を続ける
上値目処は32900円台で良いのだが、では一方的に強いかというと、そうではなく、高値を付ければ売られることにもなる。
今日の様に、高値では始まって結局終始売られ続けるような相場だと、どうしても陰線が続くことになるので、このままの動き方では週の後半になってくると苦しくなる。
そういったことを踏まえると、明日は出来れば陽線で終えて欲しいところだが、夜間先物やNYの動き次第では、再度高い位置からのスタートとなる可能性もあるため、思った通りにはいかないだろう。
幸にして、今日は寄り付きで出来た窓が埋まっているので、それだけは良かったと思える。
明日は下から始まるなら32400円を割ることもあろうが、そこから戻せるなら今週末まで指数はこのままの位置を保てるだろう。
そうではなく、明日も高いところから始まるとなると、今日の様に高値を取った後、ズルズルと下げていくことになりかねない。
今朝も書いたのだが、なるべく穏便に今週は進んでもらいたいので、あまり夜間で上がって欲しくないのだが、それは今晩のNY次第といったところだろうか。