昨晩のNYは小幅続伸。
34ドル高の34095ドルで引けたダウだが、やはりここまで急な上げで一旦足踏みとなりそうだ。
位置的にも10月中旬の高値付近で止まっているので、ここらで一息つくのは当然のことだろう。
問題はここからで、ファンダメンタルズの上げ下げであるなら正直このような急なことにはならなかったと思うので、結局需給の問題だったとすると再度ここからファンダメンタルズや業績による動きに切り替わるため、もたつきつつ変わっていくことだろう。
ここからは年末年始に向けた動きに変わっていくことで、金利動向に加えて企業の業績と消費者動向によるため、なかなか悩ましい動きになりそうだ。
ナスダックも40ポイント高、13518ポイントと、こちらはやはりダウよりも少しいい形になっている。
ダウ同様予断は許さない状況ではあるが、一旦押したとしても戻ってこれるような格好になる可能性はあるだろう、という形。
今晩あたり押すかもしれないが、ダウほど乱れることはないのでは、と考えている。
先物が32600円、現物はどう反応するか
夜間先物の終値は32600円と、レンジ上限で頭を抑えられた格好になっている。
この位置は、現物に照らし合わせると、レンジの上限ほぼピッタリになる位置で、今朝はその付近からのスタートなりそうだ。
そこから押して始まったとして、どこまで下げて止まるかが今日の焦点となる。
大きな窓を空けている以上、埋めるにはかなりの売が必要で、流石にそれは難しいのでは、と思う。
そうなると、2営業日前の終値から考えて1/3押しが大体32500円割れになるので、一旦その辺りを考えておきたい。
半値押しになると32300円台になるのだが、そこまで行けば十分で、逆に戻りが厳しくなるので、今の勢いが続くと考えるなら、あまり深い押しは良くない。
急な動きは上も下も本当に嫌なのだが、今日だけを考えたらなるべく押さずにこのまま勢いを持続して欲しいとも思う。
全くもって勝手な話ではあるのだが。