前場の日経平均は65円安の31974円となった。
寄り付き前のプレオープニングで当初は32100円台だったが、寄り付き前から一気に下げてしまったため32030円台のスターとなった日経平均だったが、それでも9時半くらいまでは頑張ってはいた。
が、その後売りが出ては下がり買い戻されては売られの繰り返し。
これは想定外の売り需要というよりは、何かしら理由があってのことのようで、少々厄介な状況になっているのかもしれない。
中東問題が相変わらず影響していそうで気になるし、それらの火種が一気に発火してしまうと相場は平気で崩れていくので警戒しておくべきだろう。
20日移動平均線を維持できないと31500円まで
前引けの位置が本来の下値ギリギリのラインだったので、一時これを下回っている以上、後場に戻って行けない場合はもう一段下げていくことになる。
目安は昨日の陰線の中央付近、31750円あたりになるが、それで止まらない可能性もあってそうなると31500円まで一気に下げていくこともあるだろう。
上値の予想はし難いのだが、前場の所業がたまたまだったのであれば32100円までは戻れるはずで、ただそれは結果を見た際にそうだったとしか言えないような結果論を想定しての予想なので、全く当てにならない。
まずは後場の出方をしばらく見てから、13時過ぎの動きに順張りという考え方がおそらく正しいように思える。