昨晩のNYは続伸。
ダウは134ドル高、33739ドルと240日移動平均線に抑えられる格好での引値となっている。
上下に長い髭が出たことで、多少転換点とも言えるのだが、できれば33740ドルを抜いて引けて欲しかったというのが本音。
今晩以降、もう一段上に上がれたら良し、そうでなければ再度下落もあり得るという格好だ。
金利の話あっての上昇という解釈のようだが、債権が下げ止まりを見せ始めているので、まあまあ当てにはなりそうだが、実際のところ、ついこの間までは利上げ継続か、という内容だっただけに、単なる記事の匙加減ではとも思う。
何れにしてもここで止まると結局元の木阿弥になるので、踏ん張って欲しいものだ。
ナスダックも上髭ながらこちらはきっちり移動平均線を抜けて引けている。
あまりいい格好ではないが、今晩次第では上昇継続もあるかもしれない。
ダウ同様ここまで3連騰となっているので押し目が出そうなタイミングではあるが、うまくイナせたら良い週末になるかもしれない。
先物が高値31970円付けての31780円で少々重い展開を想定
昨晩の日経先物は正直期待外れだった。
たまに期待をするとこうなるといういい見本にもなったのだが、まったくもって情けない。
チャート的には上蓋になったので天井色の強い形だが、大引けの形ではなくざら場の休み時間と考えるなら、まあ見逃してもらえるかもしれない。
何れにしても現物はこの位置からのスタートとなるので、現物は若干プラスで始まるかもしれない。
窓を空けずに済むことは悪くはないが、この上に並ぶ移動平均線などの上値抵抗を夜間の先物で抜いてくれることを期待していただけに、少々残念。
今日は頭の思い展開を想定することになった。
上値目処は20日移動平均線の31930円付近、その上は32000円の節目だが、先物高値31970円も気になる。
仮に32000円を抜けたら、次は32125円の60日移動平均線が目安になるだろう。
一方で上値が重いスタートになりそうなので、押し目が出るとしたら昨日の足の半値、31570円付近か、その下になると120日移動平均線の31496円付近となるだろう。
できれば半値押しではなく1/3くらい31650円付近までの押し目で済んでくれたらと思うが、9時半〜10時付近で止まってくれたらと思うし、逆にその時間に跳ねてくれたら前場はだいぶ楽になるはずなので、少しだけ期待しておく。