2023年9月27日の日経平均は反発して56円高、32371円で大引けを迎えた。
こうも上げ下げがきついとついていく方も大変なのだが、一旦二番底確認を終えたと考えてもいいだろう。
月内最終を超えて実質月替わりとなる明日は権利落ち日でもあるため、今日までにどれだけ繋ぎ売りなど含めた売りが嵩んでいたかによって、どの程度戻れるかが決まってくることになる。
ドレッシングの買いもあるだろうし、色々と複雑な動きとなるこの時期だが、素直に戻ってくれることを祈りたい。
再び2つの移動平均線の間に入る
1日置いて再び20日移動平均線と60日移動平均線の間に入るであろう明日は、ボックス圏内に返り咲きとなる。
勢いがあるならそのまま上抜けてもらっても構わないのだが、そこはまだなんとも言えないのが米国の都合である。
目先は予算の問題が決着する兆しが見えるまでは落ち着くはずもなく、それに引きずられて日経平均も右往左往ならぬ上下することになるのではと思われる。
そういった中でも今の所の先物の動きは堅調なので、一旦、明日は下値が60日移動平均線の32357円付近、上値は20日移動平均線の32651円付近を想定しておきたい。
この間をどちらか一方に抜ける動きが明日見られるならば、金曜はいざ知らず週明け2日からの動きもそれなりに見えるかもしれない。
来月は二日新浦となるが、格言通り荒れたひと月となるのだろうか。
ここまでで十分疲弊しているのだが、10月にもまた疲れる相場が待っているとなると、正直気が重い。