昨晩のNYは反落。
ダウ388ドル安で34000ドルを思い切り割ってきた。
下値目処は33400ドル付近、トレンドレンジの下限くらいまではありそうで、本来なら今週底打ちとなるのだろうが、金利云々景気云々だけでなく国の予算問題まで絡んでるから厄介。
場合によっては33000ドル付近まで来週にかけてズルズルと行くパターンも一応想定はしておくべきだろう。
少なくとも予算問題は債務超過の時同様面倒な話なので、早めに解決の糸口が見つかった欲しいところだ。
ナスダックもえらく下げてしまった。
なんとか踏ん張ってるなんて書いた早々にこれだが、やはりフラグというのはあるのだろうか。
そう考えたくもなる位置で、こうなると結局トレンドレンジの下限が頼りになってくるので、ダウ同様週末に向けて、あるいは来週前半含めて12800ポイントくらいまでの下落となる可能性もある。
もちろん、ある日突然問題が解決して反転を始めることもあるだろうが、金利問題はさておき、予算については議会次第といったところだろうか。
先物32000円割れで現物も32000円我が視野に
これは昨日の夕方に書いた記事にも書いてあったのだが、先物が31900円で引け。
ここまでピッタリと引けてくると正直不安でしかないのだが、NYの動きを見てももう一段下は必要そうだ。
そうはいっても支持線は遥か下、31450円の120日移動平均線なので、ここからさらに500円か、とも思うと少々辛い。
一応目安としては8月25日の安値付近31540円があるので、そこにわずかな期待を寄せたい。
これを受けて現物も同様に8月25日の安値31500円台が下値目処となる。
(この当時は権利落分が先物に含まれている)
が、120日移動平均線が31499円なので、結局、31500円までは致し方なしと考えるしかなさそそうだ。
もちろんスタートがまだ32000円台なので、32000円という節目の前後でなんとか保ってくれる可能性も残っている。
ただ、10時過ぎあたりで下抜けたとしてもその後戻って来れるならまだしも、後場に再度下げようものならこれは保てないだろう。
逆に、32000円を起点として反発してくれるなら、一旦昨日の終値32315円付近までは戻って行けるはずで、そういう形で前場を終えることができるなら、今日の32000円割れは回避できそうだ。
何れにしても今日は我慢と忍耐の日になりそうなので、覚悟して相場に臨みたい。