2023年8月4日の日経平均は反発。
前日比33円高の32192円での引けとなった。
よく頑張ったと言える今日の結果だが、欲を言えばもう少し上で引けて欲しかった。
というのも、来週はどう考えても32500円台が難しく、SQ前ということもあってV字回復は望めそうにないため、気を許すと再度落ちていく可能性もあると見ている。
なので少しでも上を伺うタイミングを作ってもらいたかったのが本音で、32200円台後半が欲しかったところ。
とはいえ今週は非常に上げ下げのキツイ1週間だったので、この位置でも致し方ないだろう。
SQまで気を許せない1週間
毎度お世話になっている先物手口分析様のオプション建玉残高では、30000円のプットがまだだいぶ残っているように見受けられる。
これが8月3日分なのだが、今日どれくらい更新されたかでその不安は幾分和らぐかもしれない。
いずれにしてもまだ下げ余地も残っていると考えるべきだろう。
その為、来週の想定としては、当初上値と下値の想定がかなり幅広くなる。
まず上値は32600円〜32700円あたりまでは目処として考えても良いだろう。
そのためには週明け、32400円を付けてもらいたいし、終値ベースで32300円台が欲しいところ。
欲を言えばトレンドレンジ内まで戻って33000円まで手が届いてくれたら良いのだが、そう都合のいいことばかり考えてもいられない。
一方の下値は31930円を割るかどうかで変わってくる。
今日、割らなかったので底打ちとは考えているが、週明け早々、あるいは今晩の夜間先物が再び32000円を割ってくると厄介なことになる。
その場合は先にも書いた通り、31370円が下値目処になり、さらに下げると30700円台まで値を下げてくる可能性も出てくる。
いずれも今晩、そして週明け次第となるが、今の時点では想定をしておかざるを得ないだろう。
