昨晩のNYは休場だったが、先週末にかけて上昇が続き、直近の高値に迫る勢いだった。
このあとSQを迎えることになるが、昨年8月のパターンに近い動きとなるのであれば、SQ後は再度、下降トレンドレンジに戻っていく可能性もある。
ただし、新しい中期トレンドの形成も視野に入ってきたので、ここは静観したい。
いずれにしても、金利上昇は一服感が出てくる時期であり、FRBの次の一手が気になるところだ。
どう考えても今年は企業業績が振るわなくなる可能性が高く、全体的な舵取りは難しくなりそうだ。
二番底が確認できた日経平均
一方の日経平均は、先週のSQを挟んで乱高下を演じており、結局二番底をつけた格好で週明け月曜を通過した。
すでに場は開いているが、高値目処は概ね26000円台であり、そこまで一気には難しかろうが、昨日の日銀会合の結果はそれほど大きな変化があったとは思えず、マスコミの反応は正直チグハグで当てにならない。
このままだと企業業績は良いものの望まぬ金利上昇と物価高でせっかく回復基調にあった景気が再び不景気に向かいそうである。
今の流れのままだと、仮に上昇局面を迎えたとしても、短期で終わりそうで、ここ3ヶ月の安値である25600円台がいつブレイクされるのかと言う心配が、どうしても浮かんできてしまう相場になってくる。
これを払拭する妙案は正直素人投資家には浮かばないのだが、いずれにしても今日は反発しているのだから、まずは16日の窓埋めとなる25748円までなんとか伸びてくれればと考えている。
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