昨晩のNYは小幅安、45.41ドル安の33700.28ドルで引けた。
相変わらずの横這い状態に、メディアも理由探しに苦戦しているようで、今朝は「中国がCOVID制限に戻った」などといった理由を挙げて、日々異なる理由を見つけるのに苦労しているようだ。
明日のFRB議事録開示を前に、その内容如何で動きは変わることになるのだろうが、大曲的に見たら利上げは続くわけで、その幅が若干縮小していく、つまりはインフレ懸念が収束していくとFRBが考えているかどうか、いや、既に考えてはいるだろうが、どの程度の温度感なのかがわかる程度のことだと思う。
「その程度」と言ってしまえばそれだけなのだが、その程度のことでも市場は動いてしまうのだから、人間の心理というのはいかばかりかはかり知れない。
押し目も無ければ天井もない一日
いずれにしても東京市場は明日がお休みということで、決定権は完全に明日の晩なのだからどうしようもない状態だ。
結果、押し目買いもしづらくかと言って売り逃げるほどの高値でもなくと、微妙な位置取りに疲れも出てくるものだ。
こういう時には得手して余計なものを買ったり売らなくていいものを安値で売ったりと、後でしまったと思うような行動をしがちなので、十分注意したい。
今日は買って後悔売って後悔買わずに後悔といった日になりそうなので、いっそのこと相場から離れてしまった方がいいのでは、と思う朝の憂鬱な時間帯だ。
最も、これで結局、28100円を超えてきたりすると、その憂鬱さをすっかり忘れて何か買いたくなったりするのも人間の心理ではあるのだが。
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