重要指標待ちのダウ反落は予想通り─日経平均は下値模索の日に

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昨晩のNYは反落。

重要指標待ちもあって調整と言ったところだが、マスコミの見方は銀行不安が再燃といったような切り口だ。

間違ってはいないがそもそも根本的な不安は隠れたままであるし、そうは言っても同様に根本的な解決方法はないのだから、それを今更言ってもなぁ、という感じ。

どちらかというとやはり投資家たちの都合による需給の結果という考えの方がすんなり腹落ちするのだが。

そもそも昨日買い上がる理由はあまりないのだから。

ダウ 日足

個人的には昨日引いたばかりトレンドレンジ内にすっぽりおさまってくれたのはありがたいのだが、贅沢を言えば終値はもう少し上が欲しかったところ。

とは言え想定の範囲内になんとかおさまってくれただから良しとしたい。

ただ、この後の展開次第で簡単に方向が変わるので、今晩の動きは重要。

理想は再度の上昇で33800ドル付近までなのだが、この際横ばいに近い形でいいので反落は避けて欲しいというのが希望だ。

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日経平均は下値模索、28000円割れも致し方なし

昨晩の225先物はNYの動きもあって月曜のスタート位置にほぼ戻った格好。

225先物 日足

ここは追従なのか再確認なのかはわからないが、場合によっては27800円台くらいを見に行く可能性はあろう。

ただ、ここのところ朝下げた後で買いが入ることは多く、下髭となる可能性が高いので、それを期待したくなる。

ここで下支えは20日移動平均線の650円付近だが、流石に500円以上の押しはないだろうから、そうなると現物の方も少し見たくなる。

日経平均 日足

トレンドレンジ内に収まるならば、先物の終値から少々押した位置で止まってくれても良さそうなのだが、どうだろうか。

そこから押していくならやはり28000円割れなのだろうが、月末の窓埋めをするなら27876円付近となる。

そこまで押されるかどうかはわからないが、一応頭に入れつつ、いずれにしても買いが入るタイミングはあるので、そこを確認してからで良いだろう。

10時前までに底打ちなら昨日までと似たようなパターンになるので、少なくとも大幅な崩れはないと感がている。

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