昨晩のNY市場は続伸。

ダウは344ドル高と高値を更新し、45000ドルに届きそうな勢い。
強い労働市場と関税問題の進展、FRB議長の利下げ示唆が重なり、今年の4月後半以上の勢いで上昇が続いている。
今晩は独立記念日で休場のため、この続きは来週に持ち越しとなるが、大型財政支出を盛り込んだ法案も下院を通過し、次はFRBの7月利下げが実現するかどうかといったところになる。
目先のイベントとしてはFOMCがターニングポイントとなりそうではあるが、まだしばらくはこの上昇が続くと期待しても良さそうだ。
ナスダックも連日の史上最高値更新。

窓を空けての上昇となり、6月24日からの上昇を想起させる勢い。
今晩の休場を経て週明けの動きには期待をしたいところだが、週末にネガティブサプライズが起きないという保証もないので、ここは少しだけ祈っておく。
このまま来週も上昇が続く場合は4月7日からの上昇トレンドのレンジ下限が次の目標になりそうだ。
先物400円高で40000円台復活、日経平均は僅か二日で底打ち反転
夜間先物取引は21時半の米国指標発表まで横這いだったが、強い経済指標を受けて一気に上昇し、引値は400円高の40120円となった。

下げ三日という表現は正しい使い方ではないが、陰線3本で調整は終了、彩度の上昇期待が高まる形。
上値の目安は5月26日からの上昇トレンドレンジ下限の40300円と、7月1日の始値40470円。
SQ1週間前なので何かしら仕掛けがあってもおかしくはないが、今回は既にというパターンかもしれないので、ここは素直に来週にも期待しておきたいところ。
日経平均はこれで再び窓を空けての上昇となりそう。

上値目安は5月22日からの上昇トレンドのレンジ上限40200円付近と、7月1日の始値や高値となる40380円前後。
先物とは若干ズレるが、概ねそのあたりが目安と考えていいだろう。
そこを抜けると次は高値を取った6月末の40500円台や40852円だが、その辺りは来週に期待でも良いと思う。
今日は短い調整からの反発の足場固めが重要で、SQ1週前の週末ながら夜間のNYは休場という好条件を生かしてもらいたいところだ。