昨晩のNYは大幅続落。
764.13ドル安で33202.22ドルと一気に下落したが、今回は金利云々ではなく企業業績の下振れ不安からで、これは至極当然の結果といえよう。
これまでの様に金利上昇という話であれば逆に上がったんだろうなと思えるようなFRBの目標は、投資家の目が企業業績に向かった途端、逆方向の意味を持ってしまった格好だが、これは致し方ない。
どちらかというとこれまでの方が本来ではない相場だったとも言えるので、ある意味要約正常化したとも思えるのだが、その方向が下降となるのは少々痛い。
今の位置からすると、下支えは薄く、手前勝手な下降トレンドレンジの上限となる32700ドル付近となる。
SQを今晩に迎え、これをクリアした後の行き先が不安に思える位置だ。
年末まで一方的になりやすい日経平均
この時期の日経平均は一方的になりやすいため、ここから下落を始めると少々難しい局面が続くことも想定しておく必要がある。
これは昨日時点での日足チャートだが、すでに場は開いており、大きな窓を開けての下落で始まっている。
ナイトセッション先物の引けが27550円付近だったため、現物の寄り付きは27706.70えんで、9時5分頃の時点で27600円台に入っている。
今日は75日移動平均線が下支えと見るなら、27500円台前半ということになろう。
来週以降はいったんこれまでの流れに対する考え方はリセットして、当面はNYの落ち着き方と下値目処を考えながら、すでに玉の整理が済んでいるなら静観、まだなら悩むところだと思う。
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