週末のNYは反落。
ダウは305ドル安、39475ドルと先週木曜の上げ分を帳消し。
ただ、平行チャンネルの下限で止まっているので、引き続き右肩上がりの可能性は残している。
先週火曜からの上げ分の1/3戻しの位置がそのあたりでもあるので、維持できるかどうかといったところだろう。
半値押しまで来ると少々重い展開が続くことにもなりそうだ。
ナスダックも反落となったがこちらは少し買い戻された格好。
利下げについてはもう論じるほどの内容ではないと思うのだが、やはり高値圏の続いている半導体関連はまだまだ気になるところ。
売りだ天井だと騒がれているうちは若干の調整はあっても下降相場に転じることはなさそうだ。
そういった意味では支えとなる銘柄があるうちは、そう大きくは崩れないだろう。
20日移動平均線あたりまでの調整はあっても崩れることなくまだしばらくは形を維持できるのではないだろうか。
先物210円安、調整入りなら天井形成も
週末の日経先物は210円安、40500円となった。
形的には一旦調整もやむなしといったところで、1週間で2400円上がっているのだから1/3押したとしても800円、高値は40910円なのでもう400円ほどは下げてもおかしくはないだろう。
といった形なのだが、それでもなお粘り腰で横這いとなる可能性もまだ残っている。
今週は27日の期末権利付最終売買日、月末、月初という流れなので、上下激しい可能性もあり、難しい展開が予想される。
27日を境に上下に振れるのが一般的な想定になるのだが、ここまでの流れから4月の先取りやらクロスやらで揉み合うと、調整短く再度上昇もありそうだ。
一方で、調整がきちんと入るなら40000円前後までは押しもあるだろう。
そう考えると今日は押しがあってもいい日で、40400円割れくらいはでは想定しておくべき日。
逆にそれでもなおの形になるなら、再度41000円をつけに行くことになり、今日明日で42000円まで届く可能性も無きにしも非ず、といった上下大きく動く想定ができる。
そうではなくなお揉み合うような展開が続くのなら、上昇期待は4月にお預けとなるのだが、その場合の目安は恐らく高く設定できるのではとも思っている。