21日の日経平均は窓を開けての続落、終値は375.29円安の27313.13円だった。TOPIXは26.47ポイント安の1920.80ポイント、マザーズ指数は17.68ポイント安の710.26ポイントとなった。
FOMC待ちで手控えが多い中、米国の金利上昇や円安傾向が一向に収まる気配がないなど悪材料ばかりが目立つ状況で、買いの手は触れなかったようだ。
下値目処は27000円台
先の記事でも書いたが、7月19日〜20日にかけての窓の下限、17043円が目先の下値目処となりそうだ。
チャートから見ても下落傾向は続いているため、反転のタイミングは見えないが、日柄から考えると来週の実質月替わりが一つのポイントとなるだろうから、明日安値を付けた後、週明け月曜か火曜からその兆しがで始めれば、一時的に反転は可能だろう。
NYも安心出来ない
一方、NYは今晩FOMCを迎えるが、これで落ち着くのかどうかはやはり見えない。
一見落ち着きを見せそうな市田が、移動平均線が追いついてきていないのは日経平均と同様で、こちらの方が下落傾向が強く続いているため、なかなか反転の兆しが見えそうにない。
9月7日〜12日の反発は明らかに急で実を伴っていない動きだったが、実際用事が済んだら一晩で下落してしまったことを考えると、この下落傾向はかなり根が深い。
金利が落ち着いたとしても、各企業決算がインフレの続く中どういう結果になっているか、不安は尽きない状況だ。
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