昨晩のNYは続伸。
ダウは157ドル高、36404ドルと上昇、これで漸く二段上げとなってきた。
このまま調子づくなら高値を更新し続けることも可能だろう。
2022年1月5日の36952ドルがそろそろ見えてくる頃だが、果たしてそこまで伸ばせるのか、少々興味が湧いてきた。
指標もそうだが、政策金利の発表も控え、期待は膨らむかもしれない。
ただ、思わぬ結果となった場合の失望売りは怖いので、警戒は必要だろう。
チャートを見るだけでもいつの間にかこんなに上がっていたのかと思うくらいの上げ具合だ。
どこかで頭を垂れ始めてもおかしくはない。
ナスダックも28ポイント高と小幅に上昇、続伸となっている。
ダウよりもこちの方が安定しているように見えるが、11月14日に空けた大きな窓は少々気になっている。
どこかでこの窓を埋めに行くのでは、という懸念はあるが、2022年3月の高値ラインも見えてきているので、まずは高値更新が先ではないだろうか。
FRBの政策金利にもよるかもしれないが、ここでの失速は少々早すぎる気もしている。
先物の夜間取引は330円高、日経平均は33000円台復活
昨晩の先物夜間取引は33050円、330円高で取引を終えている。
これで11月後半の自身の想定は半ばで崩れたことになるのだが、まずは日経平均の33000円台復帰を喜ぶべきだろう。
その上で上値を考えると、今日のところは過去の高値ラインの33187円と33345円が目安になりそうだ。
良くも悪くもこう言ったデータは目安としては使いやすく、その通りピッタリにはならなくともバイバイのタイミングを図る上で良いきっかけにもなる。
チャートを見て考える際には非常に便利は指標だ。
相場の勢いにもよるだろうが、政局が安定していない日本に対して外資はあまりいい感情は抱かないはずなのだが、それでも上昇するのであれば一定のところまでで頭打ち、もしくは崩れるタイミングが訪れる可能性があるので、そこは念頭に入れておく必要があるだろう。
SQは済んでいるので、あとは年末の需給の影響が出始める今週末や来週までの間は、この騰勢は続くのではないだろうか。
そう考えると、34000円は難しいだろうが、33600円付近までは戻っても良さそうに思える。
一方で、多分ないとは思うが、先物の動きを結果的に否定するような動きが後場に出た場合は、再度33000円を割ってくることになるのだが、その場合でも32900円台で止まるなら、まだ明日以降、チャンスは残ると見ていいだろう。
それ以上の下落が前場10時過ぎや後場に出てくるとなると、新しい理由が出たことになるので、その場合は情報収集が必要になるだろう。
多分、そんなことはないと思う。