昨晩のNYは反発。
ダウは511ドル高と大幅に反発した。
これで再び、レンジ内に戻ってきたのだが、今晩もこれに追随する形で上昇できるなら、まずは底打ちということになりそうだ。
長きにわたって下降トレンドが続いているダウだが、まだこれが上昇に転換する兆しは掴めていないが、そろそろその足がかりくらい出来てもいいのではないだろうか。
少なくとも短期的に11月〜12月はクリスマス商戦も始まるので多少上向くことができると考えているのだが、まだ予断は許さないといったところでもある。
今晩以降に少し期待したい。
ナスダックも150ポイント高と浮上。
こちらも下降トレンドながらレンジ内に戻ってきたので、ここからもう一段、移動平均線の待っている13000ポイント付近までの上昇を期待したい。
ダウ同様油断できない状況でもあるが、まずは足がかりをきちんと作ってほしいと願っている。
先物は一時30800円台をつけたものの朝の終値は30570円で振り出し
昨晩の日経先物夜間取引では、一時30800円台をつけていたものの、結局30570円と130円安の終値となっている。
足場固めというよりは頭を押さえつけられているという印象が強いのだが、今日はこれを日経平均が引く継いだあとどう動くかが焦点になる。
鞘寄せから始まるとして、昨日買われた分投げも出ようから、そうなると押されるのか仕方ないところだ。
その場合は一旦下に向かうので、30400円台も見えてくることだろう。
一方で、昨晩の先物の様に、30800円台まで先に向かっていく可能性もある。
前場の9時半や10時頃の動きにもよるが、そうなった場合は明日の月初の需要先取りといった形が無きにしも非ずだと想定している。
仮にそうなったら、もう一段上、30900円台から31000円というのも無くはない。
もちろん、これはかなり期待し過ぎの面があるが、一応、考えておきたい。
いずれにしても下値は限定的と考えられるので、よほどのことがない限り(日経の先漏れ記事の内容がよほどインパクトを与えていない限り)は、30000円まで下値を伸ばすこともないだろう。