昨晩のNYは反発と続伸。
ダウは204ドル高、33141ドルと漸く反発。
ギリギリのところでなんとかなったようだが、ここできっちり戻しておけないと後が辛いので、月末ではあるがせめてこんばんは33400ドルくらいは戻しておきたいところ。
移動平均線が軒並み上にあるので、流石に一気に戻すことは無理だろうが、11月入ってからの形を想像するに、一旦ここでゆるゆると戻って再度少しおしてから11月中に反転しているのが望ましい。
金利動向は恐らく落ち着いてくるはずなのだが、まだ利上げ1回分くらいは見越しておくべきで、その上で来年ソフトランディングが実現できるかどうかが焦点になっていくだろう。
なかなか厳しい日々が続きそうだ。
ナスダックは続伸。
ダウよりも一足先に反発しているこのチャートは、移動平均線と過去の高値ライン含めてわかりやすい形になっている。
もう一段上がったところで移動平均線が集まってきているので、揉み合いながら上手くいけば上昇トレンドの形成も不可能ではなさそうだ。
ダウと少し違うのは金利動向が落ち着くに従って有利になる点で、そこから先は業績や将来への期待が中心になるため、やはり来年はダウも含めて米国の景気動向に揉まれることになるだろう。
それまでの間は少しでも回復に努めてもらいたいものだ。
先物31260円で日経平均は底打ち反転
昨晩の夜間先物取引の終値は31260円となった。
昨日の日中の下げは色々という方々も多いだろうが、単なる需給の闇の一部みたいなものと思っておけばよく、無理クリ動かして鞘を取ろうとする輩による結果と捉えておきたい。
この位置からのスタートとなる今日の日経平均は、まずは高値目安がいくつか見える。
わかりやすいところだと過去の高値ラインの31371円だが、これは簡単にスルーされる可能性が高く、その上になると120日移動平均線の31530円付近、その上が20日移動平均線の31730円付近となる。
少々値幅が必要となるので31700円台はどうかとも思うが、600円付近までは行ってもいいのでは、と思っている。
何れにしてもここで31371円は抜けてこれないと週後半がまた辛くなるので、せめてそれくらいはクリアしてもらいたいところだ。
下値は今日は考える気は無いのだが、それでも一応頭に入れておくとしたら、昨日の終値の31000円飛び台が目安で、それを下抜けるようなことがあったら、反発どころでは無いので、その場合は諦めるしか無いだろう。
実際は前場に下げがあったとして31100円くらいで止まってくれよ、と思っている。