昨晩のNYは大幅続落。
ダウは430ドル安、一時は33000ドルを割り込むなどして終値は33002ドルとなった。
いわゆるクラッシュと呼ばれるような格好になったが、底を打つのはもう少し先だろうか。
これで5月末の水準に手が届いたので、もう一段の下げが無いと底打ちは難しい気がする。
32500ドルが目安になりそうだが、まだ今週は三日残っているので、その間にどう動くかは相場次第だろう。
一旦反発もするだろうが、その場合は二番底探しでようやく落ち着く格好になるだろう。
今回の下げ相場でナスダックが一番安定しているように見える。
最も、9月の時点で5月末の水準まで下げていたのだから当然と言えば当然かもしれない。
こちらは下降トレンドのレンジ内で収まりそうな雰囲気なので、もうしばらく下げが続くとしても想定はしやすいのでは無いだろうか。
新しく引いたEMA240日移動平均線がちょうど下に控えているので、その辺りが目安になりそうだ。
先物30700円で日経平均は31000円割れ
さて、昨日の夕方に想定した内容が既に悉く潰されてしまったので、再度想定のし直しになる。
記事の中で
もっと派手に下げたければこれを更に割り込んで、一気に30500円付近までということも無きにしも非ずだが、そこまでするような状況でもないだろう。
と何気なくその時の軽い予想を書いたのだが、こっちが正しかったのかもしれない。
先物のチャートから見ると、過去の高値ラインが30620円なので、手がかりはなくも無い。
一旦そこまでと考えるなら、現物もそれに倣う格好になる。
こちらは30795円が過去の高値ラインだが、それと合わせて5月末の安値下抜けてしまったので、次は5月25日の安値30558円が一旦目安になる。
スタートはいくらになるのか見当もつかないが、ここは一旦手仕舞いの売りが嵩むだろうから、少し大袈裟な下げもあるし、一旦止まった後再度の売も出る可能性があるので、30500円台は考えておいても良いだろう。
尤もこれで止まるかどうかはまだわからない。
NYの方も1日で底打ちとなるかどうかは怪しいので、今週いっぱいはもう少し続くと考えると、240日移動平均線の30200円台は想定しておくべきだろう。
上値については31000円まで戻ったらここまでの下げ想定は逆に曖昧になるので、後場にまた想定のし直しが必要になってくるのだが、それはそれで悪くは無い話になる。