昨晩のNYは続伸。
ダウが213ドル高、終値34559ドルの引けは想定以上の出来で、今晩次第では再度上昇も始まりそうな気配。
ただ、何度も書いているがネタが新鮮なものがなく、この傾向がどこまで続くかは疑問の余地もある。
まずは目先の34712ドルを抜けて、8月頭の高値から先日の安値の下げ幅の半値戻しを達成する必要があり、それは34800ドルを抜けてくるということになる。
今日明日でそれが達成できたなら、週末までは保ちそうに思える。
ナスダックも想定以上の反発で先週の陰線の半値戻しをクリア。
こちらは20日移動平均線も抜けてきたので、今晩足場固めができるなら直近高値を抜けることもできそうだ。
ただ、ダウ同様新鮮なネタがないので、高値更新手前で止まると厄介だし、更新できないで止まるのも厄介だ。
今週一杯、上昇を続けるというイメージがまだ湧いて来ない以上、先行きは不透明と考えておきたい。
先物32300円で現物の目標を達成
昨晩の先物の引けは32300円となった。
昨日想定した現物の目標である直近高値を更新してきたことは少々驚いたが、これで一旦、今日の目標を32500円台に伸ばせそうだ。
直近で引き始めた現物の平行チャンネルを使ったトレンドレンジ上限が今日は32480円付近なので、まずはそこまで届くかどうか。
そこを抜けられるなら2週間前の高値、お盆初日の32610円付近までを次の上値目標としたい。
一方、高寄りしてそこから下に押してくるなら昨日の高値32200円付近から20日移動平均線の32110円付近までで、もう一段下げて32000円のラインまでだろう。
これを下抜けるような状況になるとしたら、昨晩の先物は幻になってくるので、NYと日経平均の差が出てくることになる。
流石にそこまでには至らないだろう、と思ってはいるのだが、一応頭の隅には置いておきたい。