昨晩のNYはダウが大幅反発もNASDAQは横這いという結果。
269ドル高となったダウは34000ドル台に回復、6月のSQ通貨後の重い展開を漸く払拭できた格好。
7月月初にかけての指標にもよるが、景気後退説は少なくともかなり減ったはずなので、金利動向はともかく投資家の視点は上向き加減のようだ。
一方のNASDAQはまだ少し重い展開が続いている。
SQ前の様に一気に抜けて行かないのはダウとは違ってこちらは金利に左右される点と、それに伴って支えとなるハイテク部門の動向だろう。
2ヶ月近くにわたって高値更新を続けてきたこともあるだろうが、今しばらくは緩やかな上昇が限界かもしれない。
日経平均は重い展開を想定
ダウは高くとも昨晩の日経先物は冴えない動きだった。
小動きで終始していたが、日中の終値から50円安、33130円で引けとなっている。
この形はあまり嬉しくない格好で、一昨日の陽線を一気に否定してくる可能性もあるのだが、まずは3300円を下値目処と考えておきたい。
これを下回ると33000円ワレとなって、今日はまだしも来週明けが更に思い展開になる。
日経平均はこれを受けて33200円そこそこのスターとなりそうだ。
一昨日の日足の1/3押しが概ね33000円そこそこなので、ここで止まるか、33000円割れて32900円ほどで止まるか、といった2段が前の下値目処を想定しているが、できたら全車で止まって欲しいところ。
前場は9時半までか10時まで重い展開の想定で、軽いノリでサクッと反転してくれたら楽になるのだが、そう簡単にはいかないだろう。
後場は来月に頭が切り替わっていれば割り切った動きも期待できるが、前場はそうもいかないだろうから、上値目処は33300円程度の見込みだ。
コメント