先週の日経平均は32412円で始まり33772円で取引を終えた。
1週間で1360円の陽線となったのだが、今週以降、次のSQまでの3週間、どういった動きになるだろうか。
素人ながらにちょっとだけ考えてみることにする。
TradingViewのゴーストフィード
いつも愛用しているTradingViewのチャートツールの中で、自分が最もよく使っているのは平行チャネルだが、今回はゴーストフィードなるものを使ってみた。
ゴーストフィードは想定した株価の位置と2つ以上指定すると、その間を仮のチャートで埋めてくれるツールで、実際の動きを雰囲気だけ感じることのできるツールだ。
決して日足をシミュレートしているわけではなく、あくまでチャートの雰囲気を見せてくれるだけなのだが、単に矢印だけでみるよりも目で捉えやすいので、今回利用してみた。
想定としては、オプション建玉のコールとプットのポジションから、下値30000円と上値35000円を利用している。
パターン1 23日で34320円達成、折り返してSQに30000円まで調整
日足の窓の部分は無視してもらいたいのだが、こんなイメージになる。
34320円は1990年3月9日の高値で、次の上値目標になるのだが、そこを達成して調整入り、という単純な想定だ。
週末の終値33700円台から34320円は600円程度しかないのだ、最近の動き方だと5営業日もかからんだろうと思うのだが、一応他のパターンと比較する上で作ってみた。
実際は35000円付近まで行ってしまう可能性があるので、この想定はだいぶ甘いというか可能性が低いだろう。
また、SQまでの3週間、一本調子で下がることもないだろうが、高値が他に比べて低い分、調整の角度は割と現実的かもしれない。
パターン2 月末35000円達成後、SQ30000円まで調整
赤い上値目処のラインの価格が隠れてしまっているが、35000円である。
月末までの2週間で35000円到達、その後SQまで調整というパターン。
この場合、調整が2週間しかないので、かなり急な調整となるのだが、このくらいの下げ速度はこれまでにも何度かあったので、それほど非現実的でもないだろう。
日足の窓については先ほど同様無視してもらえればと思う。
月末までの2週間で35000円達成は割と現実的ではないだろうか。
月替わりで反転というのもなんとなくありそうで、今回用意した中では一番現実的に思っているパターンだ。
尤も、30000円まで無理やり下げることもないかもしれないが。
パターン3 34000円達成後月末まで調整、SQまで再度上昇
非常にご都合主義なパターン。
今週で一旦調整、月末過ぎて再び上昇という、まるで絵に描いた餅のようなパターンで、正直考えた自分がちょっと恥ずかしいのだが、まあこういう考えも一応残しておこうと思う。
価格はズレるかもしれないが、パターンとしてはあるかもしれないので、念の為。
パターン4 月末35000円達成、SQ32000円前後に調整
特別な根拠はないのだが、パターン2の下げ局面を少し現実的な角度にしてみたのがこのパターンで、32000円というのは6月のSQ前に少し揉んだ位置だ。
この場合はプット勢が負けるパターンになるが、両建てしているなら上手く手仕舞いできていればトータルでは勝ちだろうという位置。
オプションは何もSQまで持つ必要もないので、先物も含めてポジションを調整するといった腕の見せどころではないだろうか。
現実的には月替わりか
パターン2とパターン4は月替わりでの反転となるので、これが一番素直な形なのかもしれない。
もちろん、あくまで予想であって、予想は基本的にはそうあたるものではなく、ましてや素人考えなので、週末の暇つぶし程度に見てもらえたらと思う。
ただ、このまま月替わりまで無視して騰勢が続くのであれば、本当にバブルの高値38957円も夢ではない。
という夢を持ちつつ、日々現実を追いかけながらポジションの調整をしていければと思っている。
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