【朝の想定2025-9-10】NY市場は高値更新も先物は結果的に横這い、日経平均はSQを前に天井か、押し目となるか

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昨晩のNY市場は史上最高値を更新。

ダウ 日足

ダウは196ドル高と続伸、終値ベースで高値を更新して取引を終えている。

8月22日からここまで上下の幅はあるものの高値付近での横這いが続いているダウだが、はたしてFOMCまでこんな調子が続くのだろうか。

贔屓目で見れば小幅ながらもジリジリと上げてはいるとも言えるので、好意的な見方をすれば言える。

実際のところ、20日移動平均線を割り込んではおらず、普通に考えたら底堅く順調といってもそうおかしくはないところだ。

それでもやはり来週のFOMCの結果次第、というよりは、結果が出た後が気になるため、それまでの間は手放しで順調と言い切れない点が難しいところ。

地政学的にはイスラエルの問題が燻り続けている状況で、トランプ大統領の停戦案が受け入れられて実施されるかどうか微妙だ。

昨晩はイスラエルによるカタールのハマスに対する攻撃があり、原油価格がそれに反応している。

昨日のドル円の動きも機になるところで、直近の安値を割り込んではいないものの、やはり横這いが続いている中で利下げが確定した場合の方向性は気になるところ。

素直に考えればドル安ではあり、織り込み済みとはいってもやはり一時的な下落とその後の水準の低下は避けられないはずで、今の位置を維持していることが逆に不気味でもある。

いずれにしても白黒はっきりするのは結局来週なのだろう。

ナスダックも横這いながら高値を更新。

ナスダック 日足

昨晩のアップルの発表による波に耐えてこちらも終値ベースで史上最高値更新となっている。

利下げによる恩恵はすでに織り込み済みとも言える中、設備投資の多い半導体部門にとっての恩恵は大きいため、織り込んではいるものの結果次第では更に上昇の余地もあるだろう。

ただし長い目で見た場合に関税問題は必ずしも国内外ともに影響は大きくのしかかる可能性が高く、先々の業績予想が悪化する可能性も秘めているため、本当にここからさらなる上昇が正しいのかどうかは別だ。

どこかのタイミングで大きな調整はあってもおかしくはない、と考えるなら、それはいつだろうか

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先物一時43000円割れ寸前まで下げたものの結果は40円高、日経平均は天井か押し目か

昨晩の夜間先物取引は、ダウの上昇に助けられたような形で40円高、43600円で取引を終えている。

日経先物 日足

一時43080円まで下げたもののその後は戻して長い下髭となっているが、この後のざら場で再び底値を確認にいく可能性もある。

SQ直前のためロールオーバーもあったのだろうが、ここで下げ止まるかどうかが今日のポイントになる。

普段の1週間のアノマリーなら火曜の方向性は木曜までは続くことが多いのだが、SQ前については当てはまらないこともあるため、判断は難しい。

ただ、昨日の高値から今朝までの安値を考えると、半値戻しの手前ギリギリまで戻してきているため、ざら場の動き次第では半値戻し達成からの全値戻しの可能性も考えておくべき。

そうした中で始まる今日の日経平均は、先物の終値からすれば反発してのスタートとなりそうだ。

日経平均 日足

チャートとしては月曜に開けた窓を埋めるかどうかが気になるところで、43220円まで押すかどうかが最初の下値の目安になる。

これを拒否してプラス圏で推移するとなるとやはり底堅い印象が強くなりそうで、その場合はSQに向けて再度上昇を試す形になるだろう。

上値の目安の昨日の高安の半値の位置、43850円付近が最初の目安で、これを抜けると再度の高値更新も期待できる位置になる。

SQを控えての揉み合いは6月の動きに少し似ているようにも見えるが、6月のケースでは水曜が天井で一旦SQでは下げたものの、その後上昇に転じて行った。

今回はSQを境にしてどう動くのか、FOMCまでのとそのあとはどうなるのか、今週から来週にかけて難しい判断が続いていくことになる。

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