昨晩のNY市場はまちまち。

ダウは大幅高の後316ドル安と沈んだものの、前日のスタートラインの位置を維持。
企業業績の明暗がくっきり分かれる中、ダウの構成銘柄は冴えない結果となっているものの、良好な経済指標に支えられた格好。
前日開けた窓にかかりそうなところで止まってはいるが、果たして窓埋めに行くのか、窓埋めを拒否して続伸となるか、今晩に注目したい。
一方のナスダックは、終値ベースで再度高値を更新。

アルファベットの好業績に支えられ、右肩上がりが続いている。
今日は流石にそろそろ、と毎日思っている中での上昇は、もうはまだなりとはよく言ったものだ。
来週のFOMCや経済指標の結果次第では、これが更に継続する可能性もあるが、今晩は週末でもあり、一服感も出やすいため、少し注意はしておくべきだろう。
先物230円安、日経平均は窓の位置を意識した動きに
夜間先物取引は41530円を安値に切り返し、終値は41640円となっている。

二日間で2000円超の上昇とあって一服感が出るのは否めないものの、大きな調整とはならず週末ながら続伸も期待できる形ではある。
とは言えここで押し目となる可能性もあり、今日は週末でもあるため流石に重い展開が予想される。
それでも尚上昇が続くのであれば、来週の続伸にも期待となるが、週末だけにそう簡単には行かないだろう。
日経平均は前日の窓を意識した動きとなりそうだ。

窓の上限、昨日の安値41554円が最初の下値目安になるが、先物の終値や安値を考えると、簡単に届きそうにも思える。
問題はその後で、どこで下げ止まるか。
窓の下限は41342円で、ここまでの範疇なら来週含めその後の展開も期待はできる。
それ以上の下げになると少々押し目としてはきつい下げにもなるため、注意が必要になる。
今日はどの程度の押し目となるか、まだ買い気が残っているかを確認する日となりそうだ。