【朝の想定2024-11-28】インフレ継続でNYは反落、先物300円安で38000円割れ─日経平均は実質月替わりで底打できるか

スポンサーリンク
にほんブログ村 投資ブログ 資産運用へ にほんブログ村 株ブログへ にほんブログ村 投資ブログへ にほんブログ村 先物取引ブログへ にほんブログ村 先物取引ブログ 日経225先物へ 人気ブログランキング 人気ブログランキング

昨晩のNY市場は反落。

ダウ 日足

ダウは史上最高値となる45003ドルをざら場でつけたのちに下落し、結果は138ドル安、44722ドルでの引けとなった。

感謝祭を前にしての売りもあるだろうが、やはりインフレを示唆する指標がFRBの利下げに影響すると考えられ、それらがトリガーとなった模様。

12月の利下げは恐らく行われるだろうと予測はされているものの、その後の利下げペースに対してはトーンダウンとなる可能性は高く、また最悪の場合利下げを見送る可能性もある。

今晩は感謝祭で取引はないのでこの後の続きは明日の晩となるが、先物次第では調整入りということも考えておくべきだろう。

その場合は44000ドル付近までは考えておく必要もありそうだ。

ナスダックはハイテク部門が中心となって反落。

ナスダック 日足

かろうじて平行チャンネルの加減に止まっているが、これを割り込むとサイドの調整入りが懸念される。

尤も、11月後半はナスダックにおいては過熱感は少なかったので、ここで下げても300ポイント前後の調整で済みそうにも思える。

何れにしても今晩は休場のため、明日の晩の動きでその結果が見えて来るだろう。

スポンサーリンク

先物300円安、38000円割れで日経平均は続落へ

先物は一時37650円まで下げての300円安、37800円での引けとなった。

日経先物 日足

下値が徐々に切り下がっているため、かなり弱気での推移となっている。

ただし、安値が9月からのトレンドの下限で止まっているので、或いはここで反転、という可能性も多少あるのでは、といったところだ。

これを受けての日経平均は、ギャップダウンでのスタートとなる。

日経平均 日足

38000円割れのあたりは過去の高値ラインもあって抵抗感はあるが、この付近は9月の後半から見てもすでに何度か止まっている位置。

今回ここで再度止まることができるか、正念場といったところだろう。

仮にここを割っていくと、その先は37200円台の240日移動平均線までが目安となるが、流石にそこまでAIが売り込んでくるかどうかは正直不透明だ。

今日のところは先物の安値、9月からのトレンドレンジの下限でもある37650円付近が下値の目安になる。

これを下抜けて引けると明日は先の240日移動平均線まで考える必要が出て来る。

一方で下値目安から反転して37900円付近まで戻して引けることができるなら、実質月替わりからの反転ということも考えられるのだが、前場と後場の雰囲気がどう変わるか、注目したいところだ。

今晩はNYが休場のため、否が応でも日本市場だけで方向性を決める必要があり、外資やAIの仕掛けにもよるだろうが今日の日経平均はこの年末までの動きを占う上で重要であると考えている。

PVアクセスランキング にほんブログ村
タイトルとURLをコピーしました