昨晩のNYはダウがほぼ横這いだった。
FOMCが利下げを決めたことと前日の急騰で売り買いが交差したこともあり、結果は0.59ドル安。
まだ買いの手がおさまっていないようだ。
今晩が週末なので、もう一段上の後、週明けどうなるかといった形が予想される。
トランプ効果はまだ続く可能性はあるが、いずれは特定の銘柄に絞り込まれていくことも考えると、来週あたりがピークになるだろうか。
ナスダックは窓を空けての大幅続伸。
史上最高値更新で19000ポイントを超えている。
この勢いでもう一段、今晩あたりもう1つ窓を空けて上昇したら、三空でゴール、といったところ。
もちろんそんな簡単な話でもないだろうが、どこかで止まることにはなるので、そこを考えつつ行動するのが望ましいだろう。
ちなみにビットコインが当初あちこちで予想されていた通り上昇しているようだが、果たして80000ドルに届くのだろうか。
先物440円高で戻すも前日の高値には届かず
夜間先物取引は440円高、39680円となった。
水曜終値付近までの水準には戻したものの、木曜の高値には届かなかった。
SQを迎えてここが正念場と言えよう。
木曜の始値、39790円を抜けていければ上昇トレンド継続も期待できそうだが、その上に40000円の壁があり、抜け切れるかどうかといったところ。
9月10月と2度トライして抜けきれていないだけに、三度目の正直となるかどうか。
先物の上昇を受けての日経平均はSQということもありスタートは慎重な値動きとなりそうだ。
39500円前後からのスタートでその後は買われるだろうが、木曜の動きから考えるとどこまで買いの手が続くのかといったところ。
対トランプでリスクオンということであれば、ここから上抜けも期待できそうだが、であれば何故昨日そこまで売られたのかが気になる。
警戒しながらの上昇期待で不安定ながらも40000円を目指せるかどうか、今日はその見極めをする人なりそうだ。
上値目安は39790円と40000円の2つ。
これらが前場に達成して尚且つ後場にダレなければ来週も期待できそうだ。
逆に、結果として値を保てなければ来週から反落という可能性も出てくることになる。
引け味にも注意したいのだが、30分延長でややこしいことこの上ないのが現在の日本の市場だ。
一方で下値の目安は39200円を割るかどうか、といったところだろうか。
夜間の取引を見る限りではそう落ちることはなさそうだが、気をつけるべきは後場の動きだろう。
これが前場に起きるとまた面倒な形になるのだが、結果的にそこを割って引けない限りは、来週の弱気確定とまでにはならないと考えて良いだろう。
何れにしてもリスクオンが確定なら、そう弱い動きにはならないはずなので、多少は期待しても良さそうな相場と考えている。