昨日は東証arrowheadの更改のためのリハーサルにJ-GATEも参加するということでお休みだった。
情報収集が甘くお恥ずかしい限り。
ちなみに9月16日の祝日も同様に休場となる。
さて、昨晩のNY市場はダウが143ドル安と反落。
戻り高値からの下落幅としては僅少で、ここを踊り場として次へ迎えるかどうか、という形。
今週はCPIなどの指標を再度確認してから9月の利下げを見極める週になるため、二番底の確認もありそうだが、前回の下げに対するしこりがどの程度影響あるかによってこの後の重さは変わりそうだ。
日本市場ほど壊れてはいなさそうなダウなので、意外にここを踊り場として再上昇ということも十分あり得るのだが、今日明日は少なくとも確認しておきたい位置になる。
問題なければ40000ドル付近までは簡単に戻せそうにも思うのだが、CPIは横這いを予想されており、これがズレると少々厄介な結果になるので、注意は必要だろう。
ナスダックは小幅続伸。
順調に戻してきているのだが、もう一段上を目指すには少々難しい形。
大きく空いた窓とデッドクロスして下げてきた20日移動平均線があり、前回上昇を始めた位置に戻ってきたことで、ここから再度仕切り直しとなる。
大幅下落からはまだそう日もたっていないので、ここから更に上昇するにはかなりのエネルギーが必要となりそうだが、そこまで力があるかどうか。
今週はその確認となる。
休場後の日本市場はCME先物の終値を手掛かりに上昇できるかどうか
冒頭に書いた通り先物も昨晩は休場のため、手がかりとなるのはCME先物終値の35535円。
既にCMEは夜間取引に入っているが、週末の終値から見てそれほど大きな差は無いので、一旦横這いからのスタートとなりそうだ。
35400円付近で揉み合った後、上下どちらかに触れる格好となるかどうか。
二番底の確認は何れにしてもあるのだろうが、流石にここまでの下落幅ではすぐにとはいかないだろう。
もうしばらく上昇傾向が続くのであれば、37000円付近までは期待もできそうだが、今週はお盆の時期でもあり、休みに入っている市場関係者も多いので、あまり大きな動きは難しいかもしれない。
現物のチャートの方はもう少し見やすく、踊り場となってもおかしく無い形になっている。
35000円のラインはなんとか下支えにはなっているようで、上下はあるもののここは足場固めとなってもらいたい位置。
35800円台までは伸びたとしても止まる位置なので、週末まで時間をかけてから一気に突破、というのが理想なのだが、どうだろうか。
一方で二番底確認、という話もなくはないが、やはりこれだけの大幅下落の後の二番底は、そうそうすぐには出てこないことが多いので、当面は大きな範囲での自立反発という見方が正しいのだろう。
そうこうしているうちに9月の期末シーズンに入っていくため、そこでまた波乱がありそうで、米国の利下げも相まって、難しい時間帯に入っていく。
その前にせめても3000円くらいは戻して欲しいところだが、そこまで踏ん張れるかどうかは微妙だ。
今日はまだ下値の不安も残る中での取引となるので、参加者が少ない中、上下幅が大きくなりやすい点には注意したい。