昨晩のNY市場はまちまち。
ダウはかろうじてそこを打ったかどうか、といったところだが、かなり長い上髭は正直心許ない。
週末の金曜の結果待ちといったところになるだろう。
39000ドルか、はたまた60日移動平均線が最終的な目安になりそうは気配だ。
4月から引いている平行チャンネルの上限が意外にサポートラインとして機能しそうにも見えるので、39000ドル割れから底入りといった感じだろうか。
一方のナスダックは止まりきれず続落となった。
こちらはまだ下げが足りないと言わんばかりの形。
週初の中途半端な反発が却って邪魔をした格好になった形だ。
ダメ押しが必要となるとやはり120日移動平均線までの下げは考えておくべきだろうが、今晩一晩で済むならかなり強引な形になりそうだ。
場合によっては週明けまで引きずることも念頭に置いておきたい。
先物は一時600円高まで回復も結果はほぼ変わらず、日経平均の底打ちは難しい
夜間先物取引は一時38310円まで回復しものの結果は30円安とほぼ変わらずの引けとなった。
売り方の買い戻し完了といった感じで底打ち期待は出来そうにない形。
下値が下降トレンドとなった平行チャンネルの上限で止まっているのは偶然でもなさそうで、流石に37000円を割り込むようなことにはならなそうだ。
とは言え現物の方はこれで今日底打ち、とはならなそうだ。
昨日過去の高値ライン付近の37869円で引けた日経平均だが、夜間先物の結果から現物の方ももう一丁今日は下げが必要に見える。
所謂確認というやつだが、そのためには最低でも37500円前後までは見る必要がありそうだ。
流石に先物の安値37300円はどうかと思うが、一応考えておくべきだろう。
一方で底打ちの期待は薄いものの、昨日の陰線の半値戻しの位置、38150円付近までは上値の目安として考えてもいいかもしれない。
流石に先物の高値38300円は遠いのだが、可能性は低いものの今日底打ちならあるかもしれない。
その場合でも、月曜か火曜に再度二番底の確認がある可能性も出てくるので、資金はなるべき温存して向かうべきだろう。