昨晩のNYはダウが小幅に反発、ナスダックは続伸となった。
頭がかなり重くなっているだうだが、かろうじて高値圏を保っているイメージ。
メディアはナスダックやS&P500がNVIDIAの決算を前に様子見しているといった解説をしているのだが、NY市場全体が何かを待っているかのような状況で、きっかけをNVIDIAにしようとしているのかとも思える形。
当然そこから再度上昇へ、という見方もできるのだが、NVIDIA1社で全ての指数が動くとも考えにくいので、場合によってはそれがゴールとなる可能性もある。
あるいはFRBの議員の発言でワンチャンサプライズがあるかもしれないのだが、何れにしてもNYは何かを待っているような状況なので、様子を見るしかなさそうだ。
ナスダックは小幅に続伸、高値を更新した。
一見するともう少しいけそうな気もするのだが、相場というのはガラッと変わることも多いので、注意しながらといった格好。
皆がNVIDIAの決算が〜、といっている間に何か仕込まれていたとしたら、やはり今晩の引け後なのだろうが、その前に先物などで兆しが出て来るかもしれない。
日本市場のざら場にも何かしら現れてもいい頃合いなので、今週後半は少々緊張して臨むことになりそうだ。
先物70円安で抜けたと思った日経平均は再び揉み合い
一昨日の勢いは何処へ、といった体の昨日の日本市場はその勢いのないままで夜間先物に引き継がれた格好。
上昇トレンドの平行チャンネルのエリアに入ったのはわずか1日で、今日はそのトレンドエリアの下限39100円付近までを上値目処とした形になりそうだ。
下値の支えは20日移動平均線の38600円付近、その手前は夜間取引の安値の38780円といったところ。
これらを踏まえると今日の日経平均の動きは39000円前後の動きになりそうだ。
上値目処は先物に倣う格好で39100円前後が高値の目安となるが、その手前の38946円の過去の高値ラインは若干の抵抗になりそうに見える。
逆に下値の方は少々厳しいが、おとといの始値付近の38760円までは最初の目安。これは先物の夜間の安値でもある。
その上でもう一段下を見ると、20日移動平均線の38573円が下値の目安となる。
何れにしても今週は上昇と見せかけては下げ、下げたと見せかけては戻しの繰り返しでこのまま週末に向かいそうで、週末の段階で結局39000円台に届くかどうか、といったところではないだろうか。