昨晩のNYはダウが続伸、ナスダックは小幅安となった。
172ドル高で上値追いを見せたダウだが、米国債が利回りが若干上昇している。
このまま順調に右肩上がりを続けていけるかどうか、まだまだ不安要素は尽きないが、もうしばらくの間はなんとかなるかもしれない。
6月に向けてヘッジファンドの決算が近づいてはいるが、その分今のうちに上昇しておいてもらった方が都合も良かろう。
ただ、いつ売られ始めるのかを気にしつつでも有るので、気分的には辛い日が続くかもしれない。
ナスダックはほぼ横這いの小幅安。
やはり国債利回りが上昇した分押された格好に見えるが、今晩再度上昇できるなら今の位置は維持できるだろう。
ダウよりも戻りが早かった分、足踏みは致し方ないのだが、来週の動き方が少々気になる位置でもある。
このまま高値更新をさせてもらえるのかどうか微妙になってきている中で5月の中盤を迎えることになるため、両手をあげての上昇は難しそうでもある。
これは来週になってみないとわからないのだが、個人的には重い展開を想定している。
先物170円高でSQ前で日経平均は反発も重い展開続く
昨晩の夜間先物取引は38380円の位置で終了。
行って来いの後の小幅な反発で、再スタートとなるかどうかの形になっている。
SQが有るので今日いっぱいは苦しい展開が想定されるが、引けまでにはポジションの調整やロールオーバーなど概ね済みそうなので、うまくすればそう大きく崩れることはないだろう。
尤も、SQ目標がもう一段下なら売り込まれる可能性も高く、おとといの下髭分くらいの下げはあってもおかしくはないので注意が必要だ。
そう言った観点から現物は上値よりも下値を気にする必要がありそうだ。
高値の目安の昨日の陰線の半値戻しの位置、38450円付近と考えておいて、下値計算は38000円の節目と先ほどのSQのこともあるので38750円前後、ちょうど過去の高値ライン二本の間くらいまでを想定することになる。
何れにしても大きく買われることは今日はなさそうなので、後場の引けに近い時間帯までは、様子見で過ごすことになりそうだ。