昨晩のNYは冴えない展開が続いた。
ダウは22ドル高とほぼ横這いで、反転の兆しは未だ見えずと言った状況。
新規失業保険申請件数は予想を下回り、FRB高官の「利下げは年末」「利上げ再開も必要ならば」と言った発言もあって、一時38000ドル台に乗せていたものの終値はこの通り。
次回FOMCは4月30日と5月1日に行われるため、そこまでの間で大きく動くには何かしらネタが欲しいところなのだが、今のところ明るい話題が見当たらないのが正直なところ。
自立反発のタイミングも逃しているので、まだしばらくは小康状態が続くのではないだろうか。
ナスダックは金利に関する発言もあって続落。
半導体部門の下げには抗えず、下げ止まりを見ることはできなかった。
チャート的には今晩か来週頭で止まるのではないかと思われるが、もう200ポイントくらいの下げは一時的でもありそうだ。
NY市場はここまでの下落から反転まではもうしばらく時間を要することになりそうだ。
昨日の日経平均反発の後に先物がまたもや夜間に下落、ダメ押しの想定
昨晩の日経先物夜間取引の結果は440円安、37730円だった。
昨日の記事で去年11月頃からの上昇トレンドのレンジとなる並行チャンネルを伸ばしたのだが、その下限ギリギリのところでの動きとなっている。
今日はここを下抜けはするだろうが、戻ってこれるならダメ押しということで納得もいくのだが・・・
現物の方は過去の高値ラインが下支えとなっているので、今日の押しは致し方ないとして、週末意識の中でどこまで戻せるのか、と言ったところだろう。
下値は37674円のラインが目安になるが、オーバーシュートもあるだろうから、最悪の場合37300円付近までは念の為頭の隅に置いて起きた。
流石にそこまでは、とも思うのだが、それでも37500円割れがあった場合はついその下も見たくなるというもの。
週末意識も相まって突飛安もあるかもしれない。
一方でダメ押しとなるのであれば、引けにはなんとか戻ってきて欲しいところでもある。
もちろんざら場で反転してくれてもいいのだが、そこまで気分の反転が起きるかどうかはここしばらくの様子から期待は薄い。
それでも上値を考えれば、再度38000円台は一応念頭に入れておくべきだろう。
その上で昨日の高値38200円台まで手が届くのであれば上出来、奇跡の底打ち反転となればもう一段上、38500円が一応最上級の目安。
流石にそこまでには至らないだろうが、できればオーバーシュートの下げから戻っての下髭での引けとなることを望むところだ。