昨晩のNY市場はダウがまたもや高値更新もナスダックは反落という結果だった。
ダウはこれで4連騰だがまだ衰えを見せていない。
これがいつまで続くのかはわからないが、もうそろそろどうだろうか・・・と言っている間はまだなのだろう。
皆が揃って「上昇だ」と声を揃えて言い始めてくれれば止まるのだろうが、そこまででもないうちはこの状況も変わらなさそうだ。
とは言えこちらが止まってくれないと日本市場に注意を向けてもくれないだろうから、個人的にはもう天井になってくれ、という気持ちでもある。
ナスダックは対照的に天井の雰囲気がまた出てきた。
今回は陰線が多いので、少々厄介。
特に昨日は一昨日の陽線の内側、孕み線となっているので、今晩これを否定するような形にならないと一旦調整が始まりそうだ。
目安は15500ポイントを下回ってくるかどうかではないだろうか。
下支えはそれなりにありそうなので、そう大きく下がらないかもしれないが、そう考えると少し押し目の後に再度上向かうこともできるかもしれない。
先物70円安、日経平均の持ち越された結果は今日現れるか
夜間先物取引は70円安、35930円で引けた。
昨日、そろそろ結果を出す頃、と書いたのだが、結局大きな動きにはならず、とは言え陰線で引けた日経平均としては、今日、厳しい位置からのスタートとなりそうだ。
尤も、先物も頑張ったとも言える形なので、ざら場の動き次第では良い方向に向く可能性もまだ残ってはいる。
下値目安は35800円台前半で、これを明らかに下抜けて戻れなければ下落は確定だろう。
その場合は先週の安値35680円はもとより、もう一段下、35500円台も見えてくることになる。
一方で、35800円をなんとか維持するか、一時的に下げても戻ってこれるなら、上向ける可能性も残ることになる。
その場合はやはり36000円台が鍵で、ここを抜けて行ってくれないと困るのだが、どうもここしばらくは36000円を挟んだ位置で止まっておきたいような雰囲気もあって、抜けきれていかない可能性もありそうだ。
SQもそろそろ意識する頃なのだが、この辺りで決着をつけようというのなら、少々早すぎるきらいもあるので、やはりここはどちらか一方に再度動くのでは、とも思っているが、そこはざら場次第といったところになる。