昨晩のNYはダウとナスダックで少々異なった結果となった。
尤も、ナスダックがダウに先行しているのであれば、今晩ダウは調整が入る可能性もあるということになるので、そこは要確認となる。
ダウは一時年初来高値をざら場で付けたところで引けは35950ドルとやや下で引けた。
この長い陽線は厄介で、1/3押しで済むならいいのだが、どうしても調整が入りやすい形。
もちろん、今晩からさらにもう一段上昇できるならそれもそれでいいのだが、All good thingsの諺は忘れてはならないので、警戒は必要だろう。
そういった意味でナスダックはやはりダウに先行しているようにも見える。
値幅こそ違えど高値を取った後、綺麗に下髭をつけて調整をしている。
こちらは今晩次第でここまでの流れを上手く継承していけそうではあるが、ダウの陽線の長さはやはり少々厄介に見えてくる。
ナスダックの年初来高値はまだ上なので、そういった違いもあってのことだろうが、ナスダックはこの先もう一段上がっても良さそうに思えるのだが、どうだろうか。
先物40円高と底堅く、月初の日経平均は想定難しい
昨晩の想定では先物が先買いしてくれるかも、ということを書いていだのだが、どうやらその当てが外れたようなので、概ね想定の範囲になりそうだ。
スタートがちょうど33000円だ半ばなので、上値も下値も計算はしやすいのだが、流れやタイミングを計るには少々難しい気がしている。
朝から買いが入るならばその後で利食いなどの売りが来るだろうし、それが朝の30分で相殺されるのなら、そこからジワっと来る可能性はある。
それぞれのタイミング次第で流れは変わるので、デイトレするにも気を使う1日となりそうだ。
上値は33800円までが最初の目安で、その上に行けるなら34000円だが、今日は金曜ということもあって難しいかもしれない。
逆に下に向かうならやはり33200円割れまでは許容すべきで、これを下回るとなるとSQはほぼ今の位置以下ということになるので、来週は33000円を割りに行くことになるだろう。
それらを含めて今日の動きで来週分が見えてくることになるので、1日の動きは複雑になるのでは、と想定している。