NYは続伸。
ダウは100ドル超の上昇で前日の上昇をサポートしたと言える。
ここで足がかりを作れるなら、もう一段上を目指す事もできるのだが、それには数日必要となるのが本来。
それを無視して短時間で上がるとこれまた短命な上昇で終わってしまう可能性が高い。
もちろん、上げ下げを繰り返しながら上昇して行くのもアリだが、市場につきあう投資家にとっては少々辛い日が続く事になるので、出来たら避けていただきたいものだ。
ナスダックも陰線ながらプラス圏で引けそうだ。
冬時間となったため、この時間帯はまだ相場が引けておらず、結果は後ほどだが、ダウ同様前日の上げに対して少なくとも悪くはない形になっている。
まだ二日目なので確定ではないが、ここでもうしばらく足場固めをダウ同様してくれたら、と願うばかり。
8月や7月の高値を取りに行く体制ができつつあるので、これを逃す理由はなかろう。
先物60円安、日経平均は良い押し目となるか
夜間先物は60円安、33390円での引けとなった。
急な上昇の後にしては落ち着いた展開で、このまま日中の取引が始まって、つつがなく今日を終えてくれたらとも思う。
これを受けての日経平均は、押し目形成となるのだろうが、下値はどうかというと過去の高値ラインが目安となりそうだ。
ちょうど33345円にあるので、ここより上で止まってくれるなら、昨日の陽線の1/3押し未満で済む。
その下の33187円まで行くと、昨日の上げ幅の1/3を超えてしまうので、出来ればその前で止まって欲しいところだ。
上値についてはやはり7月高値の37762円が目安になるのだが、押し目が先か、高値伺いが先かは相場次第だろう。
ここのところはザラ場の買い要因があまり見えないので、上値の想定が正直できていないのもあって、目安の付け所が難しいのだが、少なくとも昨日の高値の33556円と、9月高値の33634円は、覚えておくべき位置だろう。
寄り付きでうまく押し目が形成できるなら、その後に高値チャレンジとなるだろうが、逆に先に買いが入ると失速しやすいので、その点は注意が必要だ。