ダウと日経平均─FOMC“まで”なのか、FOMC“から”なのか

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昨晩のNYは続伸。

ダウ272ドル高の34098ドル、S&P500は34ポイント高で0.8%上昇、NASDAQも0.7%上昇と堅調だった。

ダウ 日足

この位置でこうなると、もう少し期待したくなるのは当然。

ここ数日のボラティリティも急激に上がったため、次のステップもそこそこの動きになるかと思われるが、いかんせんFOMC待ちでもあるので、それを見越した動きがどうなるのか、気になるところだ。

ダウの年初来高値は34331ドルで、昨年11月の34595ドルと言う高値も視野に入ってくるが、昨年の高値36952ドルには遠く及ばない位置なので、FOMCまでは年初来高値をクリアしたあたりが妥当だろう。

問題はFOMC後で、これがどっちに向くかはまだわからない。

もちろん今の勢いやここまでの企業決算の流れからはイケイケムードなのだが、やはりどうにも気になるのが先ほども書いたボラティリティの高さ、動きの荒さだ。

仮にFOMC後も高くなったとして、このペースだと早晩息切れして急降下する可能性は十分あるので、どうしても警戒をせざるを得ないと考えているのだが、さて、世間の投資家たちはどうだろうか。

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FOMCを待たずに連休に入る日経平均

週末月末の日経平均は既出の通り。

もう1度チャートを眺めてみ、超短期トレンドレンジを作ってみた。

日経平均 日足

仮のこのままの角度で上がったとしても、1日のレンジは29080円付近で、奇しくも225先物ナイトセッションの終値、29070円とほぼ同じ位置となる。

225先物 日足

つまり1日はそこから始まって寄り天となるかそれともさらに上に行くならもう昨年からの高値29222円の更新という位置まで一気に行くしかないくらいのことになると思われる。

その場合は2日にゴールとなってFOMCを待たずに終わる相場にもなりかねないのだが。

もう少し控えめに動いて寄り天となったとしても、小じっかりして2日に再上昇するなら、きちんと昨年来高値更新、となるのだから、やはりFOMC“まで”と考えるのが妥当ではないだろうか。

前出の日経平均のチャートでは少々見づらいので、5月2日の上値を再度見やすくしたものを下に示す。

日経平均 日足その2

少なくとも日経平均としては5月2日の次は5月8日までないので、その間、どのようにCMEの先物が動くかはわからないが、29000円のコールはこれで助かったのだから、次は29500円のコールの処遇を各証券ディーラーたちが立ち回ることになると思われる。

このままさらに引っ張って29500円まで持っていくのか(少々強引過ぎると思うが)、あるいは昨年来高値付近で決着をつけたことにしてその後は放置、もしくは逆方向に一気に清算していくのか(こちらの方が想定はしやすい)。

こちらも結局はFOMC待ちなのだが、FOMCまでなのか、FOMCからなのか、これが週明けに見えてくる兆しがあるかないか、月曜と火曜を注視したいところだ。

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