昨晩のNYはほぼ横ばいだった。
ダウは40ドル安となったが、概ね横ばい。
窓が埋まっていないのが気になるのだが、このまま窓埋めを拒否して行くには少し勢いが欲しいところ。
ファンダメンタルズは不安定な様子だが、移動平均線が集まってきているので、週末まで維持できるなら、来週期待してもいいかもしれない。
ナスダックも10ポイント高と踏ん張りを見せた。
まだトレンドのレンジ上限には届いておらず、こちらはここからの失速が気になり始める位置。
健全に上げて行くなら、一度押してから出直した方がしっかりした動きにつながるとは思うが、市場がどう動くかは今週末の様子を見ないとわからない。
できれば13300ポイント付近までの押しで済むことが理想だ。
先物32340円、日経平均は反発も上値は重い展開を想定
夜間先物の引値は32340円だった。
SQ前でもあるのであまり信用ならないのだが、ここまでの急な上げに対して1/3の押しで済んでいる点は評価できる。
ここから本来なら足がかりを作りながら上昇するパターンが望ましいのだが、SQがある点が気になる。
SQ後の動きは明日以降でないとわからないのだが、ここから上がるにしても、今日は頭の思い展開が想定される。
上値目処は32750円くらいになるが、これが現物に照らしてみると、少々高い印象を受ける。
この日経平均のチャートでは、高値目処は32600円付近までとなるため、ざら場はどうしてもその影響を受けることになりそうだ。
スタートが32300円台と考えるなら、妥当な範囲だろう。
一方で下げの想定もしておくと、下値目処はやはり32000円の節目付近、昨日の安値が目安になりそうだ。
これを下抜けて行くことも考えられるが、SQ直前でそこまでするなら、すでに週初で壊れているはずなので、ここはあまり考えなくてもいいだろう。