前引けの日経平均は667円安、30602円となった。
朝の想定の下値まで届いた格好だ。
これで想定の範囲に収まった格好だが、問題は後場になる。
先物のチャートからしたら、ここで止まるだろう位置になっている。
普通に考えたらここで止まっていいのだが、現物のチャートを見るとそうでもない。
下値の余地はトレンドレンジ下限と240日移動平均線までがあるため、これらがざら場でどう影響するかが後場の焦点となりそうだ。
下値目処は30500円、30440円
先のトレンドレンジ下限は30500円、240日移動平均線は30440円付近となる。
これを後場は意識して動くことになろう。
その上で、どこかで止まって反発することを考えた場合、戻り値は30700円付近が最初の候補で、その上は30800円と100円刻みでの目安になる。
今日仮に、31000円に引けまでに戻ったのなら、全くもってふざけた相場ではあるが、来週また少し息を付く時間帯ができることになる。
まずは後場の動きと大引けを見て、明日以降を考えることにしたい。