昨晩のNYは反落。
ダウは105ドル安、33035ドルと再び沈み込んだ。
あのままより月の位置を維持できていたらと思うのだが、やはり決算内容からはそうはいかなかったようだ。
そういった観点でいうと正しい下げではあるのだが、せっかく戻りかけたところを出鼻をくじかれた格好で、少々惜しい気がする。
ここからは揉み合いとなりそうで、もうしばらくは低空飛行が続くことになりそうだ。
ナスダックは318ポイント安と大幅反落となった。
流石に金利上昇にハイテクの決算があれではひとたまりもないだろうが、240日移動平均線を割り込んだのは痛い。
今晩のうちに戻れるならいいのだが、戻れないと更に下値模索となるため、ダウ以上に厳しい状況が続くことになりそうだ。
結局、NYはダウもナスダックも下降トレンド継続ということになる。
先物が31000円割れ、日経平均は再び下落
夜間先物はNYの影響もあってか大幅に反落となった。
昨日の後場に、なるべく穏便に済ませてほしいとあれほど願ったのだが、引けてみたら上髭の日足だったことから、嫌な予感はしていたのだが、ここまで下げられるとは思っていなかったというのが正直なところ。
先物はこれで再びトレンドレンジ下限に届いたのだが、今日はこれ以上の下げはあったとしても戻ってくるべきで、そうでないと30600円まで下値を気にする必要が出てくる。
そういった前提をもとに、日経平均のチャートを見てみる。
寄り付きは31000円割れとして、下値目安は30795円のラインとなる。
これを下抜かずに戻れるなら、31000円の攻防となるのだが、ダメだった場合はどうなるかというと、30600円付近まで押していくことになりそうだ。
下降トレンドレンジの下限がその付近で、さらにその下には240日移動平均線が待っているのだが、流石にそれはないだろう。
上値を少しでも取るのなら、先に書いた通り30795円付近で止まって戻ってくることが必要になる。
あるいは寄り付きで押して終わりで反転してくれればいいのだが、何れにしても31200円ほどが限界だろう。
それ以上は難しいと考えておくべきで、仮にそれ以上戻るのなら、そもそもこんなに下げる必要もないのだから、おかしな話になる。
それでもお大きく上下するようなら、この市場は本当に壊れているとしか思えないのだが。