昨晩のNYは反発。
ダウは116ドル高、33666ドルと何とか7月安値水準を維持している。
辛うじてという表現になるのだが、やはり予算問題は影響が大きい。
とは言え一昨日、昨日とこの付近で踏みとどまっているのを見ると、ここからの下落にもそれなりの抵抗感はあるようなので、一旦、下げ止まりの感はあるようだ。
あとは問題が片づけば良いのだろうが、これは週明けにならないと何とも言えないところ。
これまでの経験から、反発も必至だとは思うのだが。
ナスダックもここで、というところで戻ったイメージ。
120日移動平均線と過去の高値ラインでうまく引っかかっているので、ここで何とか揉み合って反発できれば良いのだが、それが今晩なのか週明けになるのか、といったところだろう。
ダウ同様止まった感が出たのはいいが、まだ予断は許さない状況にもあるので、もう少し様子を見るべきだろう。
先物の引値32000円を挟んだ攻防
昨日の「明日の想定」がいつもの如く夜間先物で前倒しされたような格好となり、今朝もスタートなる。
下値こそ届いてはいないが、下げなかったこと自体は良かったとも言える。
もちろんNY同様まだ予断許さじといった状況ではあるが、下髭が揃ってきたところで底打ち感が出たとも言えるだろう。
今日はその確認をする日にもなるので、32000円を挟んで上下すると考えることになる。
そういったことを踏まえてチャートを見ると、上値と下値は昨日の始値と終値を目安に、それぞれどちらかにブレイクしていくかどうかが前場のポイントとなりそうだ。
つまり、上値目安は32119円、下値目安は31872円となる。
その上で上値の目処は昨日の高値32164円で、下に下がるなら昨日の安値の31674円までを考えておけば良いだろう。
場の雰囲気次第だが、これで前場32000円台を維持できたならば、今日の目標は32200円ほどになるだろうが、そこは前場を終えてから再度考えることとしたい。