前場の日経平均は62円安、32543円での引けとなった。
想定の範囲の下限近くになっていて、全体的には弱い印象だ。
このまま後場に戻れないと、32500円を割っての引けも想定される。
そうなると、週前半でさらに調整が続くこととなりそうだ。
下げ三日は達成、32300円が下値目処
戻りの想定は朝の通り、32800円台が最初の目安で高値は33000円までだが、今の位置から劇的な戻りはあまり期待できない。
一時的に32400円台を付けて戻ってきたことは評価できるが、単なる買い戻しだけだと再度売りグズされるため、32400円台再びとなろう。
その場合の下値目処は32300円付近だが、場合によっては32220円付近も視野に入るだろう。
また、今日32500円を割って引けると、明日ももう一段下を考えることになるので、そうなると60日移動平均線のあたりまでは見ることになりそうだ。
一方で仮に戻せるのなら、まずは始値の32690円から上が欲しいところ。
欲を言えば32800円まで伸びて欲しいのだが、それは無理としても、引けにかけて32700円付近まで残せれば、明日は一時的に上昇が期待できそうだ。
尤も、米国CPIを控えているため、用心の売りもあるだろうから、あまり期待はできないと考えておくべきだろう。