2023年9月5日の日経平均は97円高、33036円での引けとなった。
引けピンは久しぶりだったが、なんとか想定通り33000円を抜けてくれたようだ。
これで後は今晩の先物次第のところもあるが、一旦それは考えないことにして、明日からSQまでを考えてみる。
この形だと明日水曜が高値を取ってくる可能性があり、木曜は前場で終わり、という形がよくあるパターンなのだが、今回そうなるかどうかはまだわからない。
というのも、ここまでの上げ要因にしても8月の下げ要因にしても、はっきりしていない部分もあり、SQ過ぎてもそのままモヤっとした感じで伸びていく可能性もあるからだ。
訳のわからない時ほど思った通りになりにくいのは常。
ただ、そういう時に限ってまたいきなり足元を掬われかねないので、ここは注意しながら進むべきだろう。
利益の薄いものやマイナスのものは切り捨てて、利益の出ているものだけ一部握って、という格好が場なんに思う。
何れにしても明日はもう一段、上を目指せそうだ。
33180円台が一段目
33187円のライン(1990年7月18日の高値)がまずは目につく目安で、その手前は33100円というちょっとした節目がある程度。
ここまでを今回のゴールラインと考えるなら、SQ的には33250円か、はたまた33000円あたりだろうか。
もう一段上の33500円まで持っていくには少々ハードルが高い様に思える。
その後のことは正直わからないが、9月は乱高下もありうるので、一旦SQを境にして反転することもあろう。
そうでなければ15日あたりまで強気でいられそうだが、20日の週は立ち会い四日でもあるので、今の向きが続いたとしてもそこまでだろう。
先の話ばかり書いているが、明日下げる様なことがあるなら、今晩の先物がトリガーになるのだろうが、その場合はいつか来た道、32800円と32700円を経ての32500円までが妥当なラインではないだろうか。
個人的にそこまで弱気を吐く気にもならないのは、実のところ、この上昇に浮かれているわけではなく、単に疲れているだけだ。