週明けの日経平均は、先週末の先物の終値32760円に鞘寄せできるなら、上値は期待できそうだ。
二日新甫は荒れる、という格言はあるが、まずは週末で月初だった1日が強かった結果と先物の引けを考えると、今日は少なくとも前場スタートは強いことだろう。
その強さが続くかどうか、9時半まで、あるいは10時までの動きは大事になりそうだ。
仮に続くなら今日は33000円も見えてくるかもしれないが、その道程はあまり楽でもなさそうだ。
逆に寄り付きから程なく下げていくのは割と簡単そうなので、弱いところがあれば売り方が攻めてくることもあるだろう。
後場の趨勢は前場の1時間ほどで決まるかもしれない。
乗るかそるか
上値はまず32800円台に乗せてくるかどうかで、その後の目処は32900円付近になる。
7月31日を除くと7月の高値は概ねこの付近が境なので、少々手こずるかもしれない。
そこを抜けるなら33000円が見えてくるので、一気に乗せてこれれば、多少下げても32900円前後で保てる可能性が出てくるだろう。
一方下値は32650円付近からが弱気のラインで、その前の32700円を9時半までに割って戻れなくなると厄介。
遅くとも10時過ぎには戻せていないと今日は難しくなりそうだ。
SQが絡むので強引な動き方もあるだろうから、どちらか一方に向かって一気に動く可能性もあって、今日明日はその綱引きが厳しいかもしれない。
乗るかそるかの判断は10時くらいまで待ってもいいのではと思う。