2023年8月17日の日経平均は140円安、31626円で大引けを迎えた。
閑散に売り無しとは行かずに夏枯れ相場となってしまったようだが、その割には随分と売られたものだ。
8月1日がピークだった今年はやはり三日で1200円以上下げた月初だったが、今回も三日で1000円の下げとなった。
果たして明日反転できるかどうかだが、週末だけに少し難しいと思われる。
そんな中で今晩の日経先物のナイトセッションがどう動くかはかなり重要で、雰囲気だけでも好転してくれればと願うばかりである。
現物の窓埋めとなる位置まで先物が上がれば
昨日の終値31766円が窓の上限なので、今晩の先物がその辺りまで上がって引けてくれれば一旦落ち着きそうだが、こればかりは朝になってみないとなんとも言えない。
17時過ぎの時点で先物は31700円を前後した動きとなっている。
前日の陰線の半分まで戻せていないので、これを見る限りだとまだ底打ちとは言い難い。
今晩からの動き次第では二番底確認となって反発の体制にもなれそうだが、それこそ朝まで祈るしかなさそうだ。
現物の方はこれを受けての明日の動きとなるのだが、運良く窓埋めとなったら上値はまずは60日移動平均線と節目の32000円だろう。
これを抜けるには結構気合が必要なのだが、仮に抜けてくれたなら、32200円までとなりそうだ。
逆に窓埋めできずに続落となるとやはり31371円を再度割ってくることになるので、31000円の節目とその下の31800円台が下値の目処となる。