2023年8月14日の日経平均は413円安、32059円の引けとなった。
前場の下げをそのまま後場に引きずった格好でずるずると下げていき、14時半に安値32031円をつけてからは若干買い戻されての引けとなっている。
想定よりも押した格好だが、32000円までには至らずに済んだ点は良しとしたい。
問題は明日以降で、今晩の先物次第ではあるが、この32000円のラインを割れるかどうかが明日か明後日で決まるのではないかと考えている。
割れずに反発できれば20日までは保ちそうで、割れると去年同様9月まで下がっていく可能性も出てくるので、今晩からの動きには注意が必要だ。
上値が重い展開が続く
本来なら閑散に売り無しとなって欲しいところだったが、どうも最近の相場は夏枯れは買いの手の方が多いようで、ちょっとしたことで売りが売りを呼ぶ展開になりやすいようだ。
今日も朝から何やら下げたところを不意に買われて、一瞬賑わったかと思った矢先の9時半からの下落は、正直何で寄り付き後に買ったのか理由が見えないまま結局大引けまで引きずられた格好だった。
大口投資家も機関投資家も参加者が少ない現状では仕方のないことだろうが、こう言ったときに先物業者や外資の一部が売り仕掛けをしてくるとあっという間に崩れていくのだから始末に追えない。
そう言った可能性も考えつつも中立的な見方で市場に向き合うとしたら、少なくとも上値は重いままだろうという結論だ。
今日の下げで32500円どころか32200円も遠くなってしまったが、夜間先物の明日朝の引けが今の位置より高ければ反発はありそうだ。
32250円付近が最初の目安で、これを上抜けていければ一時的にも32400円、頑張って32500円までが目処となる。
下値は32000円割れから先週月曜の安値31800円台、その下は31641円と31420円、
今晩の先物次第でもあるだろうが、できれば明日は反発を期待したいところだ。