週末の日経平均先物は32450円と金曜終値から110円安で引けたが、週末のダウが反発し、今朝の雰囲気としてはそう悪くなさそうだ。
朝から一気に強気にはなれないものの、上値抵抗になる20日移動平均線32550円を抜けることができれば、32800円までは行けそうだ。
先週1週間の想定ではとにかく32000円割れ、31900円台割れを仕切に気にしていたのだが、先々週末と先週の月曜、木曜と3回の危機をクリアしたのだから、そろそろ忘れてもいい頃だろう。
そう考えたら弱気になる必要はあまりなさそうで、今日は少し警戒を解いてもいいかもしれない。
尤も、去年の高値は8月お盆明け17日だったので、それを考えると今週が山場という可能性もあり、明後日あたりからは再度注意をしておく必要もありそうだ。
相場としては短い夏という可能性も考えておくべきだろう。
上値32800円までいけるか
20日移動平均線は32550円とそう高くないところにあるので、スタートは先物の450円付近からとなるとしても、そのあと10時まで買われてこれをクリアすることは可能だろう。
お盆休み中なので閑散に売り無しなら10時から売られることもそうなさそうで、前引けにかけてか後場には32800円もそう難しくはないかもしれない。
ただ、前場にこれをクリアして32800円までとなると、後場は少し頭が重くなる可能せも覚えておきたい。
夏休みの投資家が多いこともあって、集中力が続かない相場は意外にコロコロ向きが変わることもある。
一方で朝から下げに転じた場合は32200円が最初の目安になる。
これを下抜けていくとなると32000円が目の前となり、60日移動平均線の31980円が現実味を帯びてくる。
先ほども書いたがコロコロと向きが変わりやすい相場は、短時間で急落することもあるのでそこは要注意だ。
ただ、これも先に書いたが集中力が続かないので、そう言った意味では下げも続きはしないだろう。
動くときは一方的だが短時間で終わってしまう、そんな1日になるのではないだろうか。