昨晩のNYは反発。
ダウは407ドル高の35474ドルで引け。
昨日の高値に迫る上昇で、昨日の下げはなんだったんだという印象だが、これで先週の下げ分を概ね取り返したことになる。
CPI待ちとのことだが、予想は若干上昇とのこと。
今のところ利上げ観測に対するネガティブな感情はないとのことだが、それだけに先週の下げはそもそも米国経済に対するものではなく、単なる需給の綾だったのだろう。
今週はCPI睨んでの動きだろうが、もう一段上がって高値更新となるか。
ナスダックは揉み合い継続、85ポイント高の13864ポイントだった。
ここからしど14000ポイントに戻れれば、もうしばらくは今の位置付近での揉み合い継続か、あるいは再度上昇も可能となるが、先週の安値を割るようなことになると再度調整というケースもある。
ジャクソンホールまでまだ間があるので、CPIクリアしてその間に高い位置をキープしておきたいところではないだろうか。
日経平均は32700円を目指せるのか
NYの上昇もあってか、日経先物は90円高の32410円で夜間取引を終えている。
上値は20日移動平均線が最初の目処となるが、あわよくば上にある平行チャンネルのトレンドレンジ下限まで伸びて欲しいところ。
SQ間近で仮に33000円のゴールを目指すなら、今日は上昇が必要だろう。
そういったことも踏まえると、日経平均は今日32700円を取りに行ってもいいのではと思う。
寄り付きが高く始まるとして、20日移動平均線とレンジ下限付近まで、つまり32600円台前半が上値の目処となるが、そこで止まってしまうと再度頭をもたげてくる可能性が高いので、ここは上抜けてもらいたいところ。
トレンドレンジ内に入れば33000円も見えてくるので、SQまで引っ張ったっていいいじゃないか、と勝手に思っている。
まずは32500円クリアしてからではあるが、これがクリアできないとなると昨日の終値付近、32200円台でもたつくことになる。
最悪、32000円に逆戻りもあるので、一応下値も考えてはおくべきだろう。
とはいえ、ここは33000円のSQを想定してもいいのでは、と思いたい。
尤も、その後のことは正直全く見えていないのだが、去年を思い出すとどうしてもネガティブになるので、ここは都合よく「閑散に売り無し」のパターンを想定しておきたい。
どうせ20日あたりからは需給の都合もあるので下がることが多いのだから、それならいっそ今のうちに上げておいてくれてもいいと思う。