昨晩のNYは続伸も高値更新となる指数はなかった模様。
ダウは100ドル高の35559ドル、ナスダックは29ポイント高の29346ポイントでの引け。
先週の高値更新からの大幅な下げから調整となっているが、流石に再度更新を続けていくには力が要りそうな形。
それでも伸びていくなら35824ドルの昨年2月9日高値までなら行けそうな気もする。
今晩8月に入っても各セクタが順繰りに買われていくような今の方向性に変化がなければ、という条件付き。
ナスダックも相変わらず強い。
ただ、トレンドレンジの上限の抜けそうになって戻ってくる形がこれまで2回あり、今回が三度目の正直となるかどうか。
ここでも抜けきれないと、8月以降はだんだん重くなってくる可能性もある。
ヘッジファンドの決算はまだまだ先ではあるが、NYは9月にメジャーSQがあるので、8月のサマーバケーション明けから意識され始める。
9月に入るとその色も濃くなっていくので、注意が必要だろう。
日経平均は前場で天井となる可能性
迷いはあるものの警戒心が勝るというのが正直な心情。
33345円は昨日ざら場で抜けたものの終値は33172円と上抜けの条件は満たしていない。
そういう意味で今日もたとえ33500円タッチに行っても終値ベースで抜けてこないとはっきりとした上抜けにはならない、という認識だ。
細かいことを言うと終値が33187円も抜けていないのだから、状況的には昨日と変わりないとも言える。
改めて今日、この2つを抜けていって終値をつけるなら、週初までの想定は外れて週後半に33500円を抜けていくことになるのだが、今日はそこを確認する日となりそうだ。
さて上値目処だが、やはり33400円までが最初で、その上は33500円タッチまでとなる。
昨晩の先物の動きを見る限りでは、33500円は遠いように思うのだがどうだろうか。
高値が前日高値を抜けていない点が重さを表しているように思う。
一方下値は変わらず33000円が最初の目安だが、昨日と違って今日は下げていくとなると33000円われも視野に入る。
割れると32900円前後まで最初に付けた後、もう一段下がるなら32750円付近までを考えておく必要があるだろう。
ノンストップで一気に来たら、その時は再度想定の修正が必要になりそうだ。