前場の日経平均は18円安、32668円となった。
昨日とほぼ同じで朝の想定通り昨日より若干下髭が長くはなったが、32500円を割れたところで止まって戻理、その後はまた寄り付き付近まで上がってきて前引けを迎えた格好。
どうにも面白くなく果てしなくつまらない相場ではあるが、無意味な揺さぶりや勘違いの売買が横行しないのは、日本人ならではなのかも知れない。
いずれにしても後場も退屈というと語弊はあるかも知れないが、あまり期待の出来ない相場になりそうだ。
32800円も遠く
昨日と同じというのなら32800円も遠い存在になるのだが、その場合は13時に向かって売られて14時まで戻してあとは横這い、という形が続くことになる。
その際の13時に向かっての下げが今日はどこまで進むのかが少々気になる程度だ。
昨日はその際に32509円が安値となったのだが、今日はすでにその値段は下抜けており、32488円が安値となっている。
月曜に空けた窓の上限が32462円なので、ここまで行って窓埋めとしておいてもらえると、チャーチストとしてはちょっと有難いのだが。
ただ、そこまで行くなら32400円台をもう少し掘り下げていく可能性もあるので、その時に先週金曜の始値である32336円くらいまで押してくれると、小掬いもできそうだ。
つまりそのくらい、相場の動きに対する材料も熱意も乏しい状況になっていると言える。
今晩のFOMCの結果や明日の日銀会合の進捗で活気付くかも知れないが、その前のこの段階では、おとなしく成り行きを見ながら押し目らしくない押し目をなんとか掬っておくくらいが関の山だろうか。