2023年6月29日の日経平均は、40円高の33234円の引けとなった。

寄り付き高く始まって窓空けからのスタートとなった前場だったが、11時を境に調整開始。
後場は更に下値をつけて窓埋め完了後、一時33400円まで戻ったが、引けまで保たなかった。
引け後の先物も動きはなく、先週からの下げに対する買い戻し一巡で利食いも出たと言ったところ。
流石に昼に想定した33500円まで戻すこともなく、やはり週末意識に負けた格好。
この後のナイトセッションはNYの動きに左右されそうで、米国実質GDPと新規失業保険申請件数、中古住宅販売成約指数といった指標に対する利上げに絡んだ思惑が影響を及ぼしそうだ。
明日は月末で週末、あまり大きな動きを期待はできない
今日もそうだったが、寄り付きが高いとその分期待もあってか前場は買いが入るが、後場になって先物から動きが見られないとなかなか上値追いがされず、結局、全場高かった分調整が入るという形になりやすい。
明日は週末でもあるので、そういった意味で動きの難しい1日になりそうだ。
仮に朝高でなければ、早いうちから売りが出てその分戻りも期待できそうだが、今日のようにまた高い位置から始まるとなると、引けは売りが出て終わりというパターンになりやすい。
そういった意味で、今晩の先物の動きと結果は明日に影響を与えると思うので、明日、再度結果をもとに想定はし直しとなるだろう。
今の所調整が明日入るとしたら33000円までは見えるが、それを割ると32800円台となりそうだ。
そこから戻って来れるなら来週はそう気にしなくても良くなるので、明日は一方的な下げだけは避けてもらいたいと思っている。
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