昨晩のNYは続落で終わった。
ダウは102ドル安の33951ドルで引け、NASDAQは165ポイント安13502ポイントと大幅下落となった。
一時34000ドル台に戻ったものの維持はできず34000ドル割れでの引けとなったダウは、これで先週末の上昇分を帳消しとした格好。
パウエル議長の利上げ継続意思の確認により、利上げの呪縛から逃れられたかに見えた市場が落胆したかのような下げ具合。
ただ、少し視野を広げて6月頭からの上げに対してはまだ1/3押し程度なので、そのスケールで見るなら反発のチャンスはありそう。
今週乗り切っても来週1週間あるため、かなり苦しい言い訳でもあるが、月替わりまでもう少し我慢できれば再度上昇の目もあるかもしれない。
それにはもう少し良いニュースが欲しいところだ。
一方NASDAQは反発のチャンス無くほぼ一方的に下落となった。
こちらは先週1週間の上昇の2/3を食い潰した格好で、少々調整色が強く出てきたイメージ。
ダウ同様、良いニュースがないと月末までの長い日程は少々厳しいかもしれない。
日経平均は前場押しの後場戻しが続く
外資の買いが一様に続いているのか、やはり日本市場は後場に上昇するパターンが多い。
昨日は前場の一瞬だけであとは概ね上昇の一途だったが、昨晩の先物の行って来いにどう対応するか。
やはり前場は押すかもしれないが、押した後に下げきれず、再び反発というパターンになりそうだ。
逆に朝一買われるとその反動が10時過ぎまで続く可能性もあり、前場は冴えない動きで後場に戻ってまたトントン、という可能性もある。
何れにしても今日もそう大きな伸びはないのでは、と思うが、ナイトセッション先物の高値、33740円が1つの目安になるので、これを抜けていくと再度33800円台もありそうだが、そこは考えても仕方ないので、横に置いておこう。
今は下値目処を昨日の始値33200円付近とその下を一昨日の安値の33090円そこそこと見ておけば良く、前場下げるなら9時半か10時までと想定しておいて、それでも続くなら前引けまでお預け、という考え方で見ておこうと思う。
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