前場の日経平均は31000円を割って、終値は351円安の30976円で引けた。
朝の記事では31000円割れは一気に500円安程度まで進む可能性あり、と書いたが、前場はそこまでには至らず、400円安ほどで反転して、一旦は陽線となったものの、結果上記の通りとなった。
後場はここからが勝負所で、昨日までの勢いをもう一度取り戻せるかどうかにかかっている。
ここで奇跡が起きて反転上昇し、前日比100円安程度まで持っていけるならもうしばらく上昇機運が保てそうだが、今のところはかなり厳しい状況と言わざるを得ない。
後場の目安
先週から「日経平均4万円」と言ったフラグを立てるような著名人の発言や、「靴磨き」と言ったTwitter株クラ界隈での発言が増えてきた。
こう言った状況で天井形成はよくあることで、しかも下げる時は一気に来るので非常にキツイ結果となることが多い。
今日の後場もこのままだと前日比500円超もありそうで、30800円台が見えてきそうだ。
こういったチャートを見ながらの想定は得てして相場の勢いに負けて下げや上げが想定を超えるケースも多々あるのだが、そうなったとしても今はあまり驚くことはないだろう。
ここまでの上げ方からして異常だったのだから、今日1日で500円600円安があったとしてもおかしくはない。
もちろん、真反対に動く可能性もゼロではないので、その場合は再度、始値付近まで戻ることも考えられるが、下がった際にダブルインバースなどの反対売買が入ると一時的には指数は戻るかもしれないが、最終的には買要因が減って下がっていくことにもなる。
今日ところは良くて200円安、悪くて500円安という視点で見ておくのが無難だろう。
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